あの安全だったグアナファトで1年間で約70名の警察官が殺害されているという衝撃の事実

2019年12月15日、グアナファト州のエスパニータ地区のコンビニ前で女性警官が殺害された。
これで、ここ1週間で13人ものグアナファト州の警察官が殺害されていることとなる。3人がイナプアト市、7人がビジャグラン市、1名がレオン市、もう1名がセラジャ市である。もっと言えば、2019年1月2日から12月15日までで、65人のグアナファト州の警察官が殺害されている。
殺害したのは、全てCJNGという麻薬組織。麻薬王エル・チャポが逮捕されたあと、急激に勢力を拡大した現在の麻薬王エル・メンチョが率いる集団である。
エル・メンチョはハリスコ州の元警官でありながら、ヘロインの密輸で逮捕され、アメリカの刑務所に3年間服役していたという異色の経歴の持ち主で、現在、麻薬の密輸、汚職と殺人の罪で5億の懸賞金がかけられている大悪党です。

12月15日に殺害されたガブリエラ・ヌネェスさん(Facebookから)

そして、殺害された遺体のほぼ全てが切断され、袋に詰められた状態で、道端で見つかっています。これは、警察や一般市民に恐怖を植え付ける典型的なやり方で、組織に逆らうものは、こうなるというメッセージが込められています。

救いがあるとすれば、これらの一連の事件は、一般的な観光地では一度も起こっていません。そのため、これからグアナファト州を旅行する人も、一般的な観光地を訪れるのであれば、全く心配はいりません。
つい先日これら事件が起こった地方には、1000人以上の警察官が追加招集されることが決定しました。果たして、これにより、麻薬組織の活動は少しは和らぐのか、それともさらに激化していくのか、今後の様子を見ていく必要がありそうです。

今回事件があったグアナファト州はメキシコシティの北西に位置しています。メキシコシティからは、バスで5時間くらいです。

グアナファト州の観光地以外に行く予定を立てている人は、現在は治安が非常に悪いため、予定の変更をオススメします。

以下、私たちの知っている平和なグアナファトです。グアナファトはメルヘンチックで本当に平和な場所です。しかし、冒険心に従い、観光地以外には決して行かないようにしてください。

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