【遠征タコスの旅】熊本の玉名郡和水町のメキシコ料理店「わさんたらんか」

東京から飛行機で約1時間半。熊本に遠征し、タコスを食べに行ってきました。

阿蘇くまもと空港

今回訪問したお店は「わさんたらんか」。スリランカ料理とメキシコ料理を同時に提供している異色のお店です。

食べログ記載の最寄駅の新玉名駅まではローカル線が通っていないため、熊本駅から新幹線で向かいます。後々調べると時間はかかりますが、ローカル線で玉名駅に行ってからバスで新玉名駅に行くルートの方が断然安いです。

熊本駅から、9分だけ新幹線に乗り、リッチな気分で新玉名駅に到着。

新玉名駅

こちらが新玉名駅の外観です。駅の周りは田んぼや山に囲まれているのですが、この駅自体は非常に立派で、この立派さが私の判断を鈍らせ、食べログでお店まで約4kmとの記載があったにも関わらず、そこまでお店は遠くないのではないかという錯覚に陥り、お店まではタクシーを使わず徒歩で向かうことに。

立派な駅を離れて、一人ひたすら食べログの地図が示す方向に出発。

15分ぐらいが経過しても、ほぼ景色は変わらず。ひたすら歩く。

途中、橋を渡り、綺麗な川を横目に見ながら、まだまだ進む。

橋を渡りきって、しばらくすると、両サイドを草で囲まれた謎の道に迷い込む。

この道は危険な香りがしたので、別の道で進み、和水町という場所にいることを初めて知る。全然気持ちは和まない。ただ後どれだけ歩かなければいけないのかという恐怖でいっぱい。

和水(なごみ)町の標識

そして、地図が指し示す場所を目指してひたすら進むと「肥後民家村」という謎の民家が立ち並ぶ村にたどり着く。

肥後民家村南門

民家はまあまあ立派。

大きな民家

ようやく食べログが指し示す場所にたどり着いたが、、全くそれらしきお店が見つからない。。。

そんなはずはないと、地図が指し示す辺りをグルグル回ること約10分、ここにはないと判断し、別方向へ歩き、ようやく「わさんたらんか」の看板を発見。食べログ、、、全然頼りにならない。。。むしろかなりの時間のロス。。。だが、この看板を見つけた時の喜びは尋常なものではなかった。久しぶりに心の中でガッツポーズ。

わさんたらんかの看板

看板を頼りに進み、何かの集落のような入り口を入り、そこからまた迷いウロウロすることさらに10分、入り口に入る前の右側にお店を発見!非常にわかりづらい場所にありました。。。

皆さんもご注意ください。看板を見つけてから30秒ほど歩いた集落のような入り口の手前を右に行くとお店があります。

わさんたらんかの外観

やっとの思いで、到着した「わさんたらんか」。昔の民家をそのままレストランにしたような外観です。

中に入ると何だか不思議な雰囲気。カウンターでは様々な調味料が所狭しと並び、反対に席の方には、小学校のときに使った机や椅子が並んでおり、子供の頃にタイムスリップしたような感覚に陥ります。

お店はスリランカ人の男性シェフと日本人の女性が切り盛りしている様子。

女性が手一杯の場合は、男性も料理を運んだりしている。店内は繁盛していて、人気店であることがうかがえる。メキシコ料理を頼んでいる人はあまりおらず、スリランカ料理目当ての人が多い気がする。しかし、私はスリランカ料理に目もくれず、メキシコ料理のメニューに目を通す。

メキシコ料理のメニュー。裏面にはスリランカ料理のメニューも。

1時間以上ひたすら歩いた疲労と、やっとたどり着いた喜びから、ガッツリと食べたくなり、チキンタコスとカルニータを1皿づつ注文。

巨大タコス4枚が2皿に分けられ運ばれてきた。かなりのインパクトに気負いしたが、はるばる来たからには、お腹いっぱい食べようと心に決め、まずはチキタコスから食す。

カレー風味のチキンタコス

なんと、このチキンがカレー風味。不意にここでスリランカ色を出され、新しいタコスの世界に私を連れて行ってくれるのではないかと期待しながら食べてみる。

チキンと玉ねぎがしっかりとカレーで煮込まれていて実に美味しい。辛めに味付けされたトマト(おそらくサルサソース)が全体の辛さを引き立てる。
そして、マヨネーズがいいアクセントとなり、タコス全体の味のインパクトを上げている。キャベツも新鮮なものを使っているのか、非常にみずみずしくシャキシャキしている。

マヨネーズがたっぷり

しかし、ちょっとマヨネーズの味が強すぎる印象。このマヨネーズがテックスメックスのジャンク感に拍車をかけている。これはこれで美味しいし、テックスメックスが好きな方には非常にオススメだが、テックスメックスに少々抵抗がある私には、少しイマイチ感が。。。カレー味のチキンと玉ねぎをトルティーヤで挟んだだけの方がマシなのではないかと思ってしまった。

しかし、私には、まだカルニータが残っている。

肉とハラペーニョ以外チキンタコスと同じトッピング。しかし、豚肉部分に期待をしつつまず一口。豚肉は非常にジューシーでフラワートルティーヤとよく合う。

しかし、、、やはりこのマヨネーズの力が半端ない。ハラペーニョさえも押しのけ、このタコスの味を支配し切ってしまっている。「タコス=ジャンクフード」という考えを持っている人にとっては、非常に喜ばしいことであり、おそらく気に入る味、しかし、そうでない私のような人間からしたら、繊細さがなく、大味。。だが、決してマズいわけではない。
デリバリーなどで家に運んでもらって、ストレス発散がてら食べたならきっと印象は変わる。ところが、この約1時間半の徒歩による旅路の後で、新たなタコスの世界に期待を持ちながら挑んだ割には、少々ガッカリ感が否めない。

唯一の救いは、別途頼んだラッシー。これは美味しすぎた。このラッシーのためにはるばる来たのだと考え直し、この日のランチは満足して終えることができた。このお店に来たらこのラッシーは必ず頼んだ方がいい。甘すぎず、濃厚でスッキリしていて、クドくなく、何杯でも飲める味。

非常に美味しいラッシー

帰り際に女性の方に聞いたらスリランカ人シェフは、以前東京のメキシコ料理屋で働いていたため、現在スリランカ料理とメキシコ料理を一緒に提供しているとのこと。おそらくそのシェフが働いていた東京のお店はテックスメックスに近いメキシコ料理屋だったのではないかと推測し、納得。

レジ横に置かれたふりかけとサルサソース

東京から遥々遠征してきた割には少々残念だったが、非常に昔ながらで自然に溢れる場所にお店を構え、使われている食材1つ1つに新鮮さや丁寧さを感じた。

機会があれば、今度はスリランカ料理を食べに行きたい。もちろんその時はお金をケチらずタクシーで行きますが。

以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。